食物による皮膚のかゆみ
食べ物によって起こる皮膚のかゆみもあります。サバを食べてじんましんが起こったなんて話が昔は多かったのですが、最近は食物アレルギーといって卵や牛乳、パンにご飯といったごく普通の食品やチョコレートにクッキーなどに含まれる乳製品にアレルギー症状を引き起こす子供も多いそうです。
そばによるアレルギーは昔から知られていましたが、この食物アレルギーの歴史は古くギリシア時代ではすでに知られていました。
サバを食べて起こるじんましんはサバが古くなると発酵してヒスタミンというアレルギーに関係のある物質に似た物質ができるためといわれています。
そばや牛乳などの食物におけるアレルギーはこれらの食べ物を食べて消化器官で分解されるときにできるペプチドなどの代謝物質がアレルゲンとなってかゆみなどが引き起こされるといわれています。
ペプチドというのは食物に含まれるタンパク質が酵素によって分解される際にできるアミノ酸がいくつか結合した物質で、さらに酵素で分解されたりして体の中に吸収されます。
じんましんや食物アレルギーは疲れているときやストレスを受けたときなど内臓の働きが弱ってきているときに症状が出る場合も多いので体調の維持も心掛けておくことも大切です。
一般的にサバなどによるじんましんは抗ヒスタミン剤を用いますが、食物によるアレルギーは原因食物を除去したり、体質の改善を行うようにします。
>>食物アレルギー用食品