アトピー性皮膚炎によるかゆみ
アトピー性皮膚炎は、多くが5歳までの幼児期に発症する皮膚疾患です。赤ちゃんの顔や腕に湿疹ができているのを見ると見るのも辛いですね。
アトピーというのはギリシャ語の「場所が不特定」という意味のアトポスから来ているそうです。
普通は成長するにつれて自然治癒するといわれていますが、最近は大人になってから再発したり発症したりする例が増えています。
アトピー性皮膚炎の原因はいまだハッキリ解明されていません。そのため病院や医師により治療が必ずしもすべて同じではないようです。
一般的な病院での治療には根治ではなく寛解を目的としてステロイド剤、プロトピックという免疫抑制剤、保湿剤、消炎・鎮痛薬、抗ヒスタミン剤、漢方薬などが使用されるようです。
また、腸内環境がアレルギーの原因となっているといわれ、ビオチンを摂取すると軽減が期待できるとしてサプリメントとして販売されています。(ただし3ヵ月〜半年の服用が必要)
最近の調査によると皮膚の角質層に存在するセラミドという脂質が少ない人にアトピー性皮膚炎になる人が多いのでそのセラミドの不足で皮膚のバリアー機能が低下し、進入した異物に免疫系が反応して起こると考えられるようになってきています。
ただ、ストレスなどでもアトピー性皮膚炎によるかゆみが出る場合もあります。引っ越しや就職で悪化する場合がありますので、セラミドだけを補えばいいというものではなさそうです。
>>アトピーを90日で克服する方法〜7つの秘訣〜