フコイダン



フコイダンは「がんにいい」とか「血圧の上昇を抑える」「アレルギーを抑える」とか「低分子フコイダンがいい」とかいわれている健康食品ですが、実際フコイダンの効果のほどはどんなものなのでしょうか?そもそもフコイダンとはどんなものなのでしょうか?
フコイダンはワカメや昆布、もずくなどの海藻に含まれるヌメリ成分でL-フコースという糖を多く含む硫酸多糖類の一種です。
1996年の日本癌学会においてこのフコイダンにガン細胞をアポトーシスという細胞が自ら死んでいく現象を引き起こすことが報告されたのがきっかけです。
普通、生体にできたがん細胞はこのアポトーシスによって取り除かれることにより、ガン細胞が増殖していくのを防ぎ生体内の状態を正常に保っています。このアポトーシスがうまくできないとがんといわれる病気になります。


フコイダンの研究成果



フコイダンの健康食品には錠剤のものやジュースのように液体で飲みやすいものがあります。
ただ、フコイダンのがんに対する効果についてはまだ試験管レベルの実験結果に過ぎず、服用した時の免疫的な現象などはまったく分かっていないといってもいいと思います。また、薬事法により健康食品にはフコイダンの効果はうたえないことになっています。
フコイダンは多糖類なので同じ多糖類の効果を考えられている霊芝、アガリクス、メシマコブ、冬虫夏草、マイタケなどのキノコ類との作用と似ているのではないかとも考えられます。ただフコイダンがキノコ類と違うのはフコイダンには硫酸基があることです。多糖類は一般に分解されず食物繊維と同じ働きをするのではと考えられます。
フコイダンのがんに対する効果はこれからの研究や臨床の結果が待たれるところですね。

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がんとフコイダン



アメリカの国立ガン研究所での報告によるとがんの原因は食事35%、タバコ30%、ウィルス感染10%とされており、適切な食事と喫煙をおこなわないことががんを予防するのに有用なことであるといえます。
栄養のバランスのとれた食事を摂るには野菜と果物を多く摂るといいといわれています。野菜の食物繊維の他にキノコの食物繊維やフコイダンを含むこんぶやワカメ、もずく、めかぶも一緒に摂るのもいいと思います。
また適度な運動をするとともに、休養も十分取り、アルコールはほどほどにするというのががんを予防する生活です。
フコイダンは医薬品ではないので劇的な効果は期待できませんが、健康食品を取ってみたり、フコイダンを含む海草類をよく食べてみるのも悪いことではないといえるのではないでしょうか。

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Copyright © 2009 フコイダンの効果について

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